
のどかな公園の中で、ここだけが緊張感に満ちていた。
近くに腰をおろしてしばらく見学させていただく。
ちょうど鬼コーチによるノックが始まったところだった。
内野に鋭い打球と怒声が飛ぶ。
エラーをしたサードを守る少年には愛の100本ノック。
ゆる~い性格の僕は、いたたまれなくなりその場を離れた。
がんばれ少年野球。


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by sakura1733
| 2010-01-31 00:15
| 五十鈴公園

「せっかく散歩に来れたと思たら、うちのおやじさんはカブに乗ってきたおっちゃんと話しこんでしもて、中々動かんのですわ。
おにいさん、どう思います?」
とカメラのレンズ越しに言われた。
「あんたも忠犬のフリするの大変やなぁ」
僕はレンズ越しに労をねぎらった。
五十鈴川堤防の平和な午後。
K-7 + AF18-250mm F/3.5-6.3 Di II LD Aspherical [IF] Macro (Model A18)


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by sakura1733
| 2010-01-28 23:43
| 四郷地区

宇治橋を渡る度にいつも思うことがある。
「上手な字やなぁ~」と。
こんなに上手にきちんと書いてあると「はい分かりました」と守ってしまう。
ちなみにタイトルには何の悪意もないので念のため。
K-7 + AF18-250mm F/3.5-6.3 Di II LD Aspherical [IF] Macro (Model A18)


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by sakura1733
| 2010-01-26 23:09
| 神宮

暗い写真で申し訳ない。
明度の低い設定のモニタでは、ほとんど何がなんだか分からないかもしれない。
「趣味は何ですか?」と聞かれたら僕は今なんて答えるだろう。
「写真を撮ること」って言えればいいけれど、まだまだそれを他人に言うのははばかられる。
一昨年までならたぶん「釣り」と答えたろう。
もうかれこれ十数年、釣りにはまっている。
いや、「はまっていた」と言ったほうが正解かもしれない。
写真を撮るようになってから、ここ一年ほどほとんど釣りに行けてない。
別に釣りに対する魅力がなくなったわけじゃあない。
おそらく70になっても80になっても、僕は魚釣りが好きに違いない。
前置きが長くなった。
先日移動性の高気圧が日本列島をすっぽり包み、この季節にしては暖かい日が3日ほど続いた。
その2日目。平日にもかかわらず久しぶりに休みが取れた日だった。
朝から普段できない用事を済ませ、午後遅くになってポッカリ時間が空いた。
空にはほとんど雲もなく、この季節にしては奇跡的に無風だった。
愛車のガソリンはほぼ満タン。
「よし!釣りに行こう。久々に夜釣りだ」
しばらく使ってなかったタックルをあわてて引っ張り出し、車の荷台に押し込む。
防寒着をあれこれ考え、着替えを完了。
しかし、このまま出発! とはならなかった。
いざ出かけようとした時、眼の隅にカメラの姿を捉えたからだ。
今日はきっと夕日が綺麗に違いない。
今から行こうと目論んだ釣り場は西向きに海が開けている。
こんな時にカメラを持っていかないヤツはアホや!
ってことで、カメラバッグにカメラとレンズを3本放り込んで三脚と一緒に釣り道具の横に押し込んだ。
この時点で午後4時。
目的の海まで1時間強。
車を走らせながら迷う。
魚か? それとも写真か?
釣りにとっては夕マズメ(「ゆうまずめ」と読む)。魚の晩飯の時間。活性が高い。
夕日はどうだ?
太陽は沈んでしまっているかもしれないが、日没直後の空の美しいグラデーションが容易に想像できる。
三脚に愛機を縛り付けて刻々と色の変わる海の表情を切り取りたい。
そして僕はどっちを選択したのかというと…。
このゴールデンタイムにラーメンを食べていた。
釣りでも写真でもなくラーメンを…。
正確には坦々麺とギョウザを一心不乱に食べていた。
もう10分ほどで目的地という時になって「昼飯をちゃんと食べていない」ことにハタと気付いたのだ。
気付くともう駄目だ。
夕日も魚も後回し。とにかく飯だ!
という訳でラーメン屋のおにいちゃんに「ごちそうさん」っと言って店を出た時、あたりはもうほとんど真っ暗。
とりあえず写真を諦めて釣り竿を手にするが、メバル君は簡単に口を使ってくれず撃沈。
場所を変えて釣り続けるもチビメバルがちょっかいを出すだけで空振りが続いた。
で、仕方がないので真っ暗な海に向かって三脚をセットしヤケになってシャッターを切ったのが上の写真。
だから暗い、くらーい風景だ。
食欲は何物をも優先する。
そして何事も空腹には勝てない。
だから、これでいいのだ。
K-7 + 18-50mm F2.8 EX DC MACRO


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by sakura1733
| 2010-01-26 00:13
| other place

K-7 + FA43mmF1.9 Limited
撮ってるカメラやレンズの名前を書くのは初めてだ。
カメラに興味のない人にとっては何のことやら。


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by sakura1733
| 2010-01-24 19:40
| 五十鈴公園

五十鈴公園の中に駐輪してあったバイク。
公園近くの神宮参拝者用臨時駐車場のアルバイトさんが駐めたのだろう。
クラッシックなスタイルのバイクが夕日に照らされてカッコよかった。


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by sakura1733
| 2010-01-23 21:32
| 五十鈴公園

おかげ横丁、こんにゃく屋さんのおでん。
寒い時にはこういうのが一番おいしい。
しかし慌ててガブリとやると口の中をやけどしてしまう。
上アゴの皮がめくれて舌でペロペロする羽目に陥る。
こんにゃくは人の良さそうな風貌に、つい気を許してしまいがちだが、
中々に油断できないヤツなんやで。


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by sakura1733
| 2010-01-22 21:57
| おかげ横丁

五十鈴公園に隣接するゲートボール場。
以前は毎日元気なじいちゃん・ばあちゃんの声がにぎやかだったが、
このところあまり利用していないのかグラウンドも少し荒れ気味。
10年くらい前までは僕の会社がトロフィーや商品を提供するゲートボール大会を毎年開催していて、
僕も開会式や表彰式には顔を出して始球式なんてのもやらせてもらったりしていた。
試合も何回か見せてもらったが、これが想像以上に勝ち負けにこだわる。
たいていどのチームにもリーダー格の男性がいて作戦を考えて他のチームメイトを指揮する。
その指示の仕方がスゴイ!
とにかく体育系なのだ。
今どきに肉食系と言ってもいい。
うまくやって当然。
ミスをすれば激しく罵倒する。
何が何でも勝ちにいく姿勢に当時少なからず驚いた。
健康のためにみんなで仲良く体を動かしている、と思っていたらさにあらず。
実は何歳になっても失わないあの闘争本能が長生きの秘訣なのかもしれない。
草食系の僕にはとても無理だ。
かえって早死にするかも…。


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by sakura1733
| 2010-01-21 22:12
| 五十鈴公園

ウィークデイの真ん中なのに内宮さんはこの人混み。
昨年11月に宇治橋が架け替えられたこともあり、今年は例年より参拝客が多い気がする。
中高年のバスツアー客はもちろん多いが、最近は若い女性のグループやカップルも多い。
最近テレビや雑誌で伊勢神宮が「パワースポット」という言葉でよく紹介されているからなのか。
「パワースポット」
僕にはなんだかよく分からない。
でもまぁいいか。
この町に何かを求めて来てくれる人が増えてるんだから。


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by sakura1733
| 2010-01-20 22:54
| 神宮

おかげ横丁を歩くとなにやら高い所に派手な提灯がぶら下がっていた。
冬になると女性は妙にこれが食べたくなるらしい。
僕は焼きいもに対して特別な感情を持っていない。
「明日この世から突然無くなったとしても特に困らない」程度の食べ物だ。
焼いもファンには怒られそうだが。


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by sakura1733
| 2010-01-18 19:42
| おかげ横丁